34歳独身男性会社員の神待ち体験

34歳独身男性会社員の神待ち体験
ある日神待ちをしている女と知り合った。
本当にたまたまで、いつも一人飲みしているバーのカウンターでだった。
彼女はマスターにお店は何時まで?と聞いていた。
このお店は4時にしまってしまう。
困ったな、と彼女が言い、今夜泊まるとこないんだよなぁ、とつぶやいた。
おれはこれが噂の神待ちか、なんてのほほんとお酒を飲んでいた。
するとマスターは僕に話を振ってきた。
「ねえ、ケンちゃんちって広いんじゃないんだっけ?どう?この子一晩泊めてあげれない?」 おいおいマスター、めんどくせえからおれに振るなよ。
めんどくさいな、断ろうと思っていたら、となりの女が目をウルウルさせながら 「ありがとうございます!まさに神様!神待ちしてました!」 と言ってきた。
おいおい、おれはまだ泊めるなんて一言も言っていない。
そう言って断ろうと思ったが、もうおれの家に泊まることは既定路線になっていて、言い出せる雰囲気じゃなかった。
マスターは 「ありがとう、助かるわ。
ボトルおごったげる」 と言うし、ボトル欲しいし。
しょうがないなと思い、彼女を家まで案内した。
うちはリビングと寝室が別になっていて、一人暮らしにしては広い方だ。
彼女にはバスタオルを渡し、 「ソファー、ベッドにして寝ていいから。
あとはシャワー浴びるなり好きにしてくれ」 と言った。
彼女は 「あ、何かお礼を」 と言っていた。
神待ちのお礼が何なのか大体わかっていた。
けれどもそれすらもめんどくせえと思い、 「お礼ならマスターからボトルおごってもらってる」 と言って断った。
翌日、彼女は何度も頭を下げながら出ていった。